
人手不足で新しくパート・アルバイトを採用したけれど、教える時間がなくて困っている!という方、以下の方法からヒントが見つけ出せるかもしれません。
1 一番やってはいけないこと
忙しすぎて、教える時間が無いケースで、やってしまいがちで一番やってはいけないこと、それは、
「見て覚えろ!」
です。「後ろに立って見ていて覚えてね」といったことをやってはいませんか?
特に、職人的な業務の場合にやっていることが多いようですが、これはNGです。
マニュアルもなく、トレーニングもなく、ただ見て覚えろというのはやはり大変ですし、覚えるまで時間もかかります。
また、いきなり教える、一度にたくさん教えるという方法もやめましょう。
せっかく採用したのに、次の出勤に出てこず、退職になってしまうというケースもありえます。
2 教えることに集中
では、どうすべきかと言うと、
まず、教える人(トレーナー)と教えられる人(トレーニー)を同時にシフトインさせます。
この時間には、作業をしながらではなく、教えることに集中させましょう。
忙しいからといって、片手間で教えていると、その分の時間がかえって無駄になってしまいます。
3 マニュアルを読んでもらう
手取り足取り教えるのではなく、事前にマニュアルを手渡して読んでおいてもらうというような方法もあります。事前に知識を得ることで、直接トレーニングする時間を短縮できます。
4 まとめ
教える人(トレーナー)は、店長や社員である必要はありません。パート・アルバイトでも十分トレーニングをすることが可能です。
パート・アルバイトキャリアパスプランには、トレーナーというランクがあり、トレーナーにランクアップするためには、TTP(トレーナー・トレーニング・プログラム)といツールを使って教育をしていきます。
この「トレーナー」を育成することも、ポイントの一つとなり得ます。