入社オリエンテーションの方法とは?

パート・アルバイトの出勤初日をおろそかに扱っていないでしょうか?人を活かす仕組みにおいては、初出勤日を「ファースト・デー」としてとても大切にしています。そして、その日には「入社オリエンテーション」を行います。その方法を簡単にご紹介します。  

1. 入社オリエンテーションの目的

入社オリエンテーションは、
  • 緊張を和らげてリラックスさせる
  • 入社を歓迎していることを伝えることで、やる気を引き出す
ことを目的として行います。 つまり、仕事面・人間関係面ふたつの不安を取り除くことができるのです。  

2. 入社オリエンテーションに必要なツール

入社オリエンテーションに活用できるツールは、 ・オリエンテーション・チェックリスト ・ハウスルールブック     (ようこそ当社へ、当社の目指すもの、基本理念、接客用語、組織、キャリアパスプラン、評価制度、店舗諸規則、店舗の概要 を記載した冊子) これらのツールを使用するということと、準備を事前にきちんと行うことがポイントです。  

3. 入社オリエンテーションの流れ

まず、マネジャーがオリエンテーション・チェックリストに沿って進めていきます。時間は60分以内です。 その後、パート・アルバイトのトレーニングパートナー(先輩のパート・アルバイト)を紹介し、トレーニングパートナーが30分でストアツアーを行います。 そして、再度マネジャーが引き継ぎ、オリエンテーションを締めくくります。 ですので、初日の勤務は2時間で終了ということになります。  

まとめ

オリエンテーションの始まりには、「入社おめでとうございます!」と歓迎の挨拶を行い、終わりには、「今日は本当にお疲れ様でした。○○さんでしたら、これから当店の戦力としてがんばっていただけると思います。期待していますよ!」「次の出勤を楽しみに待っていますよ!!」と、明るく元気で大きな声で一言添えることがポイントです。必ず、次のステップへとつながるはずです。