コミュニケーションとリーダーシップ

一緒に働くパート・アルバイト(P/A)は AIではなく人間なので、感情や意思があります。P/Aが何を思い、何に悩んでいるのか・・・あなたは分かろうとしていますか?

相手をわかろうとすることから、コミュニケーションは始まります。それがどんなにビジネスで重要かということをまず理解しましょう!

 

ピープルビジネスと言われる業界の最前線である店舗を運営する店長であるあなたが、一番気を使う永遠の課題に「人との接し方(コミュニケーションとリーダーシップ)」があります。

店長の「人との接し方」が店舗(会社)に与える影響は、計り知れないものがあります。例えば、「売上・利益・生産性・人財育成・店舗の活性化」等々、店舗の運営そのものに大きく影響を与えてしまうものばかりです。これらの店舗内活動は、店長の「人との接し方」によって起こり、また店長の「人との接し方」によって解決できる問題ばかりなのです。

 

例えば、退職を決意したP/Aの意思を変更することは容易なことではありません。大切なことは、日常からコミュニケーションをどれだけ取っているかということです。退職の問題に限らず、コミュニケーションが良く取れており、店舗内のP/Aが何を思い、何を悩んでいるかを把握することは、店長にとって一番必要な仕事といっても過言ではありません。P/Aの中には、仕事のことに限らず私生活の面でも悩み、不安や不平不満を持ちながら、誰にも相談できずに孤独に自分の気持ちの中にだけとどめて、解決できずにいるP/Aがいるかもしれません。店長は、このような状況にならないように常に注意しなくてはならず、P/Aの高い労力・生産性を維持しなくてはなりません。

 

悩みを持つP/Aは必ず赤信号を発信しています。大事に至る前にその危険信号を察知し、対処(問題解決)していくことが店長の仕事になります。この察知の方法が「コミュニケーション」であり、対処の方法が「リーダーシップ」なのです。
逆に、日頃から「人との接し方」の上手な店長のもとでは、店舗運営は円滑に行われ、売上と利益が確保され、部下が伸び、P/Aの生産性がアップしていきます。